Smart Communication Design Company
ホーム > ナレッジ > Blog > UX Blog > 2013年1月 > User Friendly 2012 参加報告4 (Indi Young氏:Mental Models)

User Friendly 2012 参加報告4 (Indi Young氏:Mental Models)

2013年1月16日
UXエバンジェリスト 金山

三人目のキーノートスピーカーとして、 Indi Young氏をご紹介します。(Indi氏のLinkedInページ

Indi氏は、Adaptive Path社の共同設立者であり、著書『Mental Models』で有名なUXコンサルタントです。

Indi氏とは今まで面識がなく、今回のイベントが初対面でした。イベント後にスピーカー陣でディナーをご一緒した際、彼女のリサーチャーとしての力量を知ることができました。9名が参加したそのディナーの席で、「みんなそれぞれいつからの知り合いなの?」との一言で、みな一斉に「彼と私は2008年に知り合って...」「彼女と私はUXPAのディレクターで...」などと同時に話し始めました。その一言で、彼女はそのテーブルに着いた全員の人間関係を瞬時に把握したのです。タクシーで移動する際もお互いの自己紹介タイムを演出し、ストーリーテリングによりお互いを深く理解する体験ができました。

今回、Mental Modelの意義と作り方・使い方についてのスピーチがありました。私の隣で一緒に聴講していたSingaporeのUXerは、「今までLean UXによりビジネスの成功のために苦労してきたが、Mental Modelは、ビジネス成功の大基となる、製品・サービスの利用者が何を求めているか、何故その製品・サービスが良いのかの理由・根拠を与えてくれる!」と彼女のスピーチ(とその内容)を絶賛していました。私も、スピーチを聴く前にもっていたのはアカデミックなイメージだけでしたが、聴いた後では、ビジネス適用による有効性・実用性を実感することができました。

 スピーチ(英語)の様子は、以下のURLから参照できます。(66分13秒)
 ※冒頭、広告映像が流れますが、その後に本編映像が流れます。
 http://v.youku.com/v_show/id_XNDgxNjI3ODk2.html

Indi氏のプレゼン資料(中国語)と発話録(中国語)は、以下のURLからダウンロードできます。
プレゼン資料: http://www.userfriendly.org.cn/Newsletter/20121217/images/5_1.pdf
発話録: http://www.userfriendly.org.cn/Newsletter/20121217/images/5_2.pdf


英語版の資料は、スライドシェアで公開されています。
http://www.slideshare.net/indi/mental-models-empathy-and-design


詳細は、2013年1月17日(木)のセミナーでご紹介いたしますので、是非、お申し込みください。

User Friendly 2012参加報告セミナー 【詳細とお申し込み】