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UX Masterclass (Chicago)予告編

2011年9月13日
UXエバンジェリスト 金山

概要

UX Masterclassは、UXalliance (以下UXa)によるUX実務家向けのイベントです。2010年に始まり、年2回、世界各国を巡っています。過去3回は、オークランド(ニュージーランド)、モントリオール(カナダ)、コペンハーゲン(デンマーク)で行われました。今年は、米国イリノイ州シカゴのフィールド博物館で2011年9月15日と16日の2日間に渡って行われ、150名の参加が予定されています。今回、ミツエーリンクスから私(金山)と彭志春(ほうししゅん)の2名が参加いたします。本記事では本イベントの概要について、ウェブサイトに掲載されている内容を抜粋してお知らせしたいと思います。 (UXaについては、弊社のコラムもご覧ください。)

全体の構成

初日は「一般的なUX(General UX)」、2日目は「ツールと手法(Tools & Methods)」と分かれており、2つのトラック(「ユーザビリティ実践者(Usability Enthusiast)」と「上級実践者(Advanced Practitioner)」)が並走します。スピーカーは各国のUXaメンバーが多く、国際色に富んでいます。中でも初日の最後には、"Local Perspective on Global Research - Around the World" と題したパネルがあり、10数ヶ国のスピーカーが各国での調査における知見をそれぞれ5分程度の短い時間で紹介します。日本の事例に対する反響や他国の面白い話題があれば、次回の記事でご紹介したいと思います。

キーノート

4つのキーノートの内、初日の2つは「カジノにおける顧客体験」と「マーケティング調査とUX調査」に関するものです。エンターテイメント関連やマーケティング関連などUXが顧客との接点となる分野で重要であり、色々な関連分野との融合が進んでいることが伺いしれます。2日目の2つは、「アイトラッキングの重罪と軽罪 」と「UCDの創造的代案」についてです。現在使っているツール・手法を厳しい目で見直しつつ、将来に向けてより創造的に発展させていくための流れが感じられるものとなっています。

今や世界ではUXの取り組みは常識となりつつあり、どのように進化・発展させるかが焦点のようです。UX Masterclassに参加することで世界の最先端の取組みを見聞きして、トレンドとエッセンスをお伝えしたいと思います。